2. 改定後の年金を受け取れるのは6月13日の支給分から
公的年金は、原則として2ヵ月ごとに年6回支給されます。
2025年の支給スケジュールは以下のとおりです。
- 12月・1月分:2025年2月14日(金)
- 2月・3月分:2025年4月15日(火)
- 4月・5月分:2025年6月13日(金)
- 6月・7月分:2025年8月15日(金)
- 8月・9月分:2025年10月15日(水)
- 10月・11月分:2025年12月15日(月)
改定後の年金は、2025年6月13日(金)から受け取れます。
3. 公的年金制度の仕組みをおさらい
日本の公的年金制度は、20歳以上60歳未満のすべての方が加入する「国民年金」と、会社員や公務員の方が加入する「厚生年金」の2階建て構造になっています。
国民年金の保険料は一律で、2025年度は月額1万7510円となっています。また、40年間保険料を納めた場合に受け取れる年金額(満額)は、月額6万9308円(2025年度基準)です。
なお、厚生年金の保険料や年金額は「収入と加入期間」に応じて変動するため、個人差が大きくなります。
会社員や公務員はこれら2つの年金制度に加入するため、将来的に国民年金と厚生年金の両方を受け取れます。
また、公的年金に上乗せする形で任意加入できるのが、企業年金やiDeCo(個人型確定拠出年金)といった私的年金です。
続いて、現代シニアが受け取っている平均年金月額も確認しておきましょう。