昨今の物価高騰で、何かとお金がかかる時代。食料品の値段も上がっているため「節約しながら、きちんと栄養をとって健康的な生活を送るのが難しい…」と感じている方も多いのではないでしょうか。

そこでおすすめしたいのが、プランター家庭菜園。広い庭がなくても、ベランダや玄関先などちょっとしたスペースで栽培できます。最初にプランターや培養土を購入する費用はかかりますが、あとは育てたい野菜の種を購入するだけ。

種から野菜を育てれば、安くて安心安全な新鮮野菜を味わうことが可能です。種は一袋にたくさん入っているので、何度も育てて収穫できますし、もし栽培に失敗してもすぐに再チャレンジできますよ。

この記事では、初心者さんでもプランターで種から育てやすい野菜を厳選して3種、参考価格とともにご紹介します。

1. この記事で紹介する「プランター家庭菜園」にまつわるあれこれ

写真のラディッシュほか、プランターで種から育てやすい野菜をご紹介します!1/7

ラディッシュ

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  • プランターで種から育つ!初心者さんでも育てやすい野菜3選
  • プランター家庭菜園を成功させる4つのコツ
  • 家庭菜園で「食費の節約」はできるのか

今回ご紹介する野菜は、関東平野部で5月頃に種まきできる野菜です。お住まいの地域によって種まきの適期が異なりますので、種袋の裏に書かれている、地域ごとの種まき適期を確認してから栽培を始めましょう。

2. プランターで種から育つ!初心者さんでも育てやすい野菜3選

2.1 ミックスリーフ

いろいろな育て方ができるお手軽な彩り野菜「ミックスリーフ」2/7

プランターで育っているミックスリーフ

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ミックスリーフ、サラダミックス、レタスミックスなどの名前で販売されている商品は、育てやすい葉物野菜のタネが5種類ほど、1つの袋に入っています。

葉が小さいうちにベビーリーフとして収穫しながら育てたり、間引きながら大きく育てて収穫したりと、好みに合わせて栽培可能。もちろん、間引き菜も美味しくいただけますよ。

収穫後は水洗いするだけで食べられる手軽さも嬉しいポイント。市販の水耕栽培キットを使えば、キッチンで清潔に育てることもできます。

屋外では虫が付きやすいので、種まき後はすぐにネットをかけて育てるのがおすすめです。日当たりのよい場所で栽培しましょう。関東平野部では、春~初夏と秋の年2回栽培できます。

※参考価格:100円~500円前後(タネ1袋)

2.2 ラディッシュ(ハツカダイコン)

20日で収穫できる!?丸いフォルムがかわいい「ラディッシュ」3/7

木のプランターで育っているラディッシュ

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小さくてコロンと丸い形がかわいいラディッシュ。赤くてまん丸なラディッシュが定番ですが、白色の品種や細長い品種もあり、数種類のタネがミックスされた商品も販売されています。

「ハツカダイコン」の別名通り、種まきから20日前後で収穫できます。収穫適期でもコンパクトサイズなので、省スペースで栽培可能。プランターだけでなく、ペットボトルや牛乳パックなどでも育てられるため、初期費用を抑えられるのも嬉しいポイントです。

ラディッシュも、春~初夏と秋の年2回栽培できます。日当たりのよい場所で育てましょう。

※参考価格:150円~350円前後(タネ1袋)

2.3 オクラ[アオイ科]

ねばねば食感がおいしい夏野菜「オクラ」4/7

オクラの実と花

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オクラは実だけでなく、ふんわりと広がるきれいなお花も楽しめます5/7

白い花を咲かせているオクラ

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暑い季節に食べたくなる、ねばねば食感がおいしいオクラ。茹でるだけで食べられる手軽さも魅力です。実ができる前に咲く花はムクゲやフヨウに似たトロピカルな姿で、花も実も楽しめる野菜です。

暑い季節によく育ちどんどん草丈が高くなりますが、株同士の間をあまり開けなくても育てられるため、プランター栽培可能。オクラを育てるプランターは、幅・奥行・深さすべてが30cm以上のものが理想です。直径30cmのプランターなら2株のオクラを栽培できますよ。

日当たりと風通しのよい場所で栽培し、花が咲き始めたら月1回ほど追肥しながら育てましょう。オクラの実は成長が早く、取り遅れると固くなるため、実がつき始めたら毎日観察しながら収穫してください。

※参考価格:100円~600円前後(種1袋)

3. プランター家庭菜園を成功させる4つのコツ

プランター栽培を成功させる4つのコツをお伝えします6/7

小さな容器で育つ野菜のそばにジョーロが置かれている

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3.1 鉢底穴が開いているプランターを用意する

野菜を上手に育てるためには、鉢底に水がしっかり抜ける穴が開いたプランターを選びましょう。小さなプランターで栽培できる野菜もありますが、もし可能であれば大きめのプランターを用意できると、育てやすさがアップします。

大きめプランターなら一度に育てられる野菜の量が多くなることに加え、土が乾燥しづらいので、お世話の手間が少なく済みます。また、植物の根が伸びやすく健康に育つため、失敗も少なくなりますよ。

3.2 鉢底石と培養土を入れる

プランターを設置したら、プランターの深さの3分の1から4分の1程度まで鉢底石を敷いてから、培養土を入れます。鉢底石はネットに入ったものを使用すると、栽培後の片付けや再利用が簡単です。

培養土は、野菜の栽培用にブレンドされたものが便利です。

3.3 種をまく

種袋の裏をよく読み、種まき適期や育て方を確認してから種まきします。種をまいた後は種が流れないように優しく、鉢底から水が出るまで土全体に水をかけましょう。芽が出るまでは、土を乾かさないように水やりします。

3.4 水やりと間引き

双葉がだいたい出揃ったら水やりの頻度を減らします。土の表面が乾いてから、鉢底から水が出るまでたっぷりと水やりしてください。

また、双葉が出そろったタイミングと本葉が2~3枚出たタイミングで、葉同士が触れ合わない程度に間引きを行います。小さい芽やヒョロヒョロの芽を取り、丈夫でしっかりとした芽を残して育てましょう。

栽培中の野菜はなるべく毎日観察することで、病虫害などの変化にすぐ対処でき、適期を逃さず収穫できますよ。

4. 家庭菜園で「食費の節約」はできるのか

とはいえ、家庭菜園をいざはじめるとなると、プランターや土などのガーデニンググッズから、育てる野菜の種など、初期投資も必要。「家庭菜園で、本当に食費の節約になるのか」が気になるという方も多いのではないでしょうか。

そんな「家庭菜園の実際」について、株式会社ハイポネックス ジャパンが行った実態調査のデータをご紹介します。

4.1 なんと7割の人が「家庭菜園は食費の節約になっている」と回答!

株式会社ハイポネックスジャパンが、1年以上家庭菜園を行っている人(30代~50代の男女)を対象に、2025年4月4日~4月7日に実施した「家庭菜園に関する実態調査」によると、家庭菜園を始めた理由の第3位は「食費を抑えるため」で全体の約39.4%を占める結果となっています。

家庭菜園を始めた理由に「食費を抑えるため」と回答した人に、「家庭菜園は食費の節約になっているか」をたずねたところ、その73.9%が「はい」と回答。

つまり、節約のために家庭菜園を始めた人のうち、約7割は、「家庭菜園は食費の節約になっている」と感じていることがわかりますね。

株式会社ハイポネックス ジャパン「家庭菜園に関する実態調査」調査概要

  • 調査期間:2025年4月4日~4月7日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:1年以上家庭菜園を行っている方(30代~50代の男女)
  • 調査人数:330名
  • モニター提供元:RCリサーチデータ

5. プランター家庭菜園で食費の節約をしませんか

初心者さんでもプランターで種から育てやすい野菜を厳選して3種ご紹介しました。育ててみたい野菜はありましたか?

小さな種から大きく育った野菜は生命力を感じられ、収穫の喜びやおいしさもひとしお。農薬を使わずに育てれば、自宅で新鮮な無農薬野菜を味わえますよ。

物価高騰で食費の節約を考えている方は、この記事を参考に家庭菜園にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

参考資料

鈴森 真樹