2. プランターで種から育つ!初心者さんでも育てやすい野菜3選

2.1 ミックスリーフ

いろいろな育て方ができるお手軽な彩り野菜「ミックスリーフ」

プランターで育っているミックスリーフ

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ミックスリーフ、サラダミックス、レタスミックスなどの名前で販売されている商品は、育てやすい葉物野菜のタネが5種類ほど、1つの袋に入っています。

葉が小さいうちにベビーリーフとして収穫しながら育てたり、間引きながら大きく育てて収穫したりと、好みに合わせて栽培可能。もちろん、間引き菜も美味しくいただけますよ。

収穫後は水洗いするだけで食べられる手軽さも嬉しいポイント。市販の水耕栽培キットを使えば、キッチンで清潔に育てることもできます。

屋外では虫が付きやすいので、種まき後はすぐにネットをかけて育てるのがおすすめです。日当たりのよい場所で栽培しましょう。関東平野部では、春~初夏と秋の年2回栽培できます。

※参考価格:100円~500円前後(タネ1袋)

2.2 ラディッシュ(ハツカダイコン)

20日で収穫できる!?丸いフォルムがかわいい「ラディッシュ」

木のプランターで育っているラディッシュ

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小さくてコロンと丸い形がかわいいラディッシュ。赤くてまん丸なラディッシュが定番ですが、白色の品種や細長い品種もあり、数種類のタネがミックスされた商品も販売されています。

「ハツカダイコン」の別名通り、種まきから20日前後で収穫できます。収穫適期でもコンパクトサイズなので、省スペースで栽培可能。プランターだけでなく、ペットボトルや牛乳パックなどでも育てられるため、初期費用を抑えられるのも嬉しいポイントです。

ラディッシュも、春~初夏と秋の年2回栽培できます。日当たりのよい場所で育てましょう。

※参考価格:150円~350円前後(タネ1袋)

2.3 オクラ[アオイ科]

ねばねば食感がおいしい夏野菜「オクラ」

オクラの実と花

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オクラは実だけでなく、ふんわりと広がるきれいなお花も楽しめます

白い花を咲かせているオクラ

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暑い季節に食べたくなる、ねばねば食感がおいしいオクラ。茹でるだけで食べられる手軽さも魅力です。実ができる前に咲く花はムクゲやフヨウに似たトロピカルな姿で、花も実も楽しめる野菜です。

暑い季節によく育ちどんどん草丈が高くなりますが、株同士の間をあまり開けなくても育てられるため、プランター栽培可能。オクラを育てるプランターは、幅・奥行・深さすべてが30cm以上のものが理想です。直径30cmのプランターなら2株のオクラを栽培できますよ。

日当たりと風通しのよい場所で栽培し、花が咲き始めたら月1回ほど追肥しながら育てましょう。オクラの実は成長が早く、取り遅れると固くなるため、実がつき始めたら毎日観察しながら収穫してください。

※参考価格:100円~600円前後(種1袋)