3. プランター家庭菜園を成功させる4つのコツ

プランター栽培を成功させる4つのコツをお伝えします

小さな容器で育つ野菜のそばにジョーロが置かれている

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3.1 鉢底穴が開いているプランターを用意する

野菜を上手に育てるためには、鉢底に水がしっかり抜ける穴が開いたプランターを選びましょう。小さなプランターで栽培できる野菜もありますが、もし可能であれば大きめのプランターを用意できると、育てやすさがアップします。

大きめプランターなら一度に育てられる野菜の量が多くなることに加え、土が乾燥しづらいので、お世話の手間が少なく済みます。また、植物の根が伸びやすく健康に育つため、失敗も少なくなりますよ。

3.2 鉢底石と培養土を入れる

プランターを設置したら、プランターの深さの3分の1から4分の1程度まで鉢底石を敷いてから、培養土を入れます。鉢底石はネットに入ったものを使用すると、栽培後の片付けや再利用が簡単です。

培養土は、野菜の栽培用にブレンドされたものが便利です。

3.3 種をまく

種袋の裏をよく読み、種まき適期や育て方を確認してから種まきします。種をまいた後は種が流れないように優しく、鉢底から水が出るまで土全体に水をかけましょう。芽が出るまでは、土を乾かさないように水やりします。

3.4 水やりと間引き

双葉がだいたい出揃ったら水やりの頻度を減らします。土の表面が乾いてから、鉢底から水が出るまでたっぷりと水やりしてください。

また、双葉が出そろったタイミングと本葉が2~3枚出たタイミングで、葉同士が触れ合わない程度に間引きを行います。小さい芽やヒョロヒョロの芽を取り、丈夫でしっかりとした芽を残して育てましょう。

栽培中の野菜はなるべく毎日観察することで、病虫害などの変化にすぐ対処でき、適期を逃さず収穫できますよ。