2.4 スマートフォンアプリ

スマートフォンに、国民年金保険料の払込みに対応した決済アプリをダウンロードしておき、納付書を利用して払い込む方法です。

スマートフォンアプリでのお支払い

スマートフォンアプリでのお支払い

出所:日本年金機構「スマートフォンアプリでのお支払い」

決済アプリで、納付書の赤点線枠内のバーコードを読み取り、内容を確認のうえパスワードを入力して電子決済します。

対応している決済アプリは以下の通りです。

  • AEON Pay
  • auPAY
  • d払い
  • PayB(※1)
  • PayPay(※2)
  • LINE Pay(※3)
  • 楽天ペイ
    ※1 PayBと提携している各金融機関が提供する決済アプリを含む
    ※2 PayPayマネーライトでは納付不可
    ※3 サービス終了に伴い令和7年4月23日(水)まで利用可能

なお、30万円を超える場合や延滞金納付書にはバーコードが印字されていないため、払い込みはできません。

2.5 ねんきんネット

ねんきんネットでは、納付書が手元になくてもインターネットバンキングなどを利用してPay-easy(ペイジー)納付ができます。また、ねんきんネットに表示された納付書情報を、Pay-easy対応のATMに入力して納付することも可能です。

ただし、納付書がない場合の納付は、前月分以前の保険料のみとされており、当月分以降の保険料は納付できません。また、納付猶予や免除を受けている期間の追納もできません。

3. まとめにかえて

国民年金保険料を最もお得に納付できるのは、2年前納を口座振替で納付する方法です。保険料の約1ヵ月分を節約できるうえ、一度登録しておけば自動的に引き落とされるので払込み忘れを防げます。

保険料の納付方法には、口座振替以外にもクレジットカードやスマートフォンアプリなどの方法もあります。お得な払込み方法を選ぶだけでなく、自分にとって使いやすい方法を選ぶのも良いでしょう。

参考資料

木内 菜穂子