2. 国民年金保険料の5つの納付方法

国民年金保険料は、納付書払や口座振替だけでなく、全部で5つの納付方法があります。一番お得なのは口座振替ですが、自分にとって使いやすい納付方法を選ぶのもひとつの方法です。

2.1 納付書払

自宅に送付された納付書を用いて、金融機関やコンビニエンスストアなどで支払う方法です。払い込む際に手数料はかかりません。

対応している金融機関は、ゆうちょ銀行を含む全国の銀行や信用金庫、信用組合などです。コンビニエンスストアにはセブンイレブンやローソン、ファミリーマートなど10ヵ所以上があります。

なお、市区役所や町村役場、年金事務所の窓口では、保険料を納付できないため注意しましょう。

2.2 口座振替

あらかじめ口座振替を登録した銀行の口座から定期的に納付する方法です。一度登録しておけば自動で引き落とされるため払込み忘れを防げます。また、先にも触れたように割引率が最も大きい納付方法です。

口座振替の手続きは書面のほか、ねんきんネットからも可能です。

振替日は、振替方法(2年前納や1年前納など)により異なるため、選択した方法に対応した振替日を忘れないように入金を済ませましょう。

2.3 クレジットカード

事前に登録することで、保有しているクレジットカードから国民年金保険料を納付することが可能です。前納払いにも対応しており、一度申込んでおけば次回以降も自動で引き落としになります。

登録する前に、クレジットカードの利用限度額を確認してください。限度額によっては前納払いに対応できない可能性があるためです。

なお、保険料の一部免除を受けている場合はクレジットカード払いはできません。また、カード番号を間違えていると振替日に間に合わないことがあるため、申請時には十分に確認しましょう。