サントリー食品インターナショナル株式会社「国内商品の価格改定について」によれば、2025年10月1日(水)出荷分からペットボトルが6%~25%、缶が10%~24%アップなどの価格改定をする予定です。

すでに相次ぐ値上げに家計の負担が増えていますが、今年も値上げはおさまりそうにもないでしょう。

節約や固定費の削減などで支出を抑える方法もありますが、それも限界がきており、収入を上げることを考えたり、富裕層に憧れるなんて方もいるのではないでしょうか。

日本の富裕層は実は基本的に年々増加しています。今回は日本の富裕層と年代別の貯蓄額や、資産を増やす方法について確認していきましょう。

1. 日本の富裕層・超富裕層は増えている!割合は?何世帯いるの?

株式会社野村総合研究所が公表した「野村総合研究所、日本の富裕層・超富裕層は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計」を参考に、富裕層と超富裕層について見ていきましょう。

※純金融資産とは預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命保険や年金保険など世帯で保有する金融資産の合計額から負債を差し引いたもの

結論からお伝えすると、富裕層および超富裕層の世帯数は2005年以降過去最多となりました。

  • 富裕層:153.5万世帯
  • 超富裕層:11.8万世帯

前回の調査が行われた2021年の富裕層139.5万世帯、超富裕層9万世帯と比較しても、富裕層と超富裕層の割合は増加しています。

富裕層と超富裕層の増加要因は多々ありますが、その一つとして株式や投資信託などの資産価値の上昇が影響していると考えられます。お金がお金を生むといったかたちで資産を大きく上昇させた世帯が、富裕層や超富裕層に移行したと考えられるでしょう。