働き盛りの現役世代のみなさんは、リタイア後の年金生活についてイメージしたことはありますか?
総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」によると、65歳以上の単身無職世帯のひと月の実収入は13万4116円、支出は16万1933円。結果として毎月2万7817円の赤字が出る計算になります。
必要となる生活費には世帯差がありますが、最近の物価高騰がこの先も続く可能性などを考えたとき、「一人で20万円程度受給できたらいいな」と思った人もいるのではないでしょうか。
今回は公的年金の基本に触れたあと、年金を月額20万円、年額にして240万円以上を受け取る人はどれほどいるのかを見ていきます。
記事後半では「年金額を増やす2つの裏技」についてもご紹介します。現役世代のみなさんが、遠い将来のお金について考えるヒントになればと思います。