4. 年金支給日は2カ月に1回!次回の年金支給は8月
現役世代の方は、年金の受給スケジュールについても理解しておくことが大切です。
年金は原則として偶数月の15日に支給され、2カ月に1回の受け取りとなります。
このため、会社員時代の毎月の給与とは異なり、資金繰りに戸惑う場合もあります。
上記をふまえ、年金の見込み額だけでなく、支給のタイミングを把握し、実際の家計管理をイメージしておくことが重要です。
さらに、老後も基本的には税金や社会保険料の負担があり、公的年金からこれらが差し引かれた金額で生活するケースが多いため、その点も踏まえた資金計画を心がけましょう。
5. まとめにかえて
ここまで、公的年金について詳しくみてきました。
公的年金は物価の状況に応じて年金額が調整される仕組みとなっており、ここ3年連続増額されています。
しかしながら、年金額のみで生活するのが難しいと考える方が多くいます。そのため、老後までに貯蓄した資産を取り崩しながら年金額と合わせて生活をしてきます。
老後資産がない場合は生活が困窮してしまう可能性がある為、現役世代は今から少しでも老後の為に自助努力をして貯蓄や運用で老後資産をつくることを検討しておきましょう。
資産運用の方法はさまざまある為、自分の資産状況や考え方にあったもので選択していきましょう。
参考資料
入慶田本 朝飛