梅雨入りで気分が落ち込みやすい6月ですが、15日には父の日という楽しいイベントもあります。

父の日といえば、国民的アニメ「クレヨンしんちゃん」の父、野原ひろしを思い出す人もいるのではないでしょうか。

作中では「安月給」などと揶揄されがちなひろしですが、実は35歳で係長、持ち家と車を所有し、専業主婦の妻に2人の子供、犬まで養っているというスペックの持ち主で、推定年収は約600万円とも言われています。

では、今の日本で野原ひろしと同じ、あるいはそれ以上の年収を得ている人はどれくらいいるのでしょうか?今回はひろしのプロフィールを参考に、現代日本の年収分布を見ていきます。

【年収はいくら?】クレヨンしんちゃん「野原ひろし」の意外と知らないスペック

まずは、『クレヨンしんちゃん』に登場する野原一家の家族構成について確認してみましょう。

野原一家の「家族構成」を確認

  • ひろし(35歳・双葉商事勤務)
  • みさえ(29歳・専業主婦)
  • しんのすけ(5歳)
  • 娘のひまわり(0歳)
  • 犬のシロ
  • 春日部に一戸建て(4DK)
  • マイカー保有

野原ひろしは双葉商事に勤めており、専業主婦のみさえと子ども二人、しんのすけとひまわりの4人家族です。

妻は専業主婦で子どもは2人、ペットも飼い、春日部市内に庭付きの一戸建て住宅を住宅ローンで購入しています。

またマイカーも所有しており、現代の基準で見ると「野原ひろしは勝ち組」と評されることも。

ひろしの収入に関しては、1994年放送の『ひさんな給料日だゾ』というエピソードで、手取り約30万円であることが描かれています。

これをもとに額面給与を推測すると、およそ38万円程度と考えられます。

仮にボーナスを月給の2カ月分と仮定すると、ひろし(35歳)の年収はおよそ600万円程度と推定されます。