2. 【シニアが対象】自治体が行っている「給付金・補助金・助成」にはどんなものがある?
続いて、自治体が行っている「給付金・補助金・助成」にはどんなものがあるのか、一例を見ていきましょう。
2.1 交通費の助成
一部の地方自治体では、高齢者を支援するために交通費の補助を行っています。
例えば、愛知県名古屋市では、65歳以上の市民を対象に、市バスや地下鉄の利用が実質無料となる「敬老パス」を提供しています。
また、千葉県市川市では、75歳以上の高齢者(ゴールドシニア)に対して、健康促進や外出を促すために、市内で利用可能なバスやタクシーのチケットが支給されます。
2.2 敬老祝金
一部の自治体では、高齢者の長寿を祝うために「お祝い金」を支給する制度があります。
例えば、東京都千代田区では、長寿を迎えた方に対して1万円から6万円のお祝い金が贈られます。
また、東京都世田谷区では、具体的な内容は公表されていませんが、長寿を祝うための慶祝品が贈られているようです。
2.3 介護用品の給付
一部の自治体では、介護に必要な「紙おむつ」などを支援する給付制度をおこなっています。
例えば、大阪市では、申請を通じて介護用品と交換可能な給付券(毎月6500円分)が交付されます。
この給付券は、申請を行った月に基づき申請者に提供され、最大で年間12回まで受け取ることができます。