2. 野原ひろし以上の年収を稼ぐ男性の割合は?

では、現代の日本において野原ひろし以上の年収を稼ぐ男性は、現代にどれくらいいるのでしょうか?

国税庁が公表している「令和5年分 民間給与実態統計調査」を参考にすると、年収600万円を超える男性の割合は全体の34.3%でした。

なお、年収700万円を超える男性の割合は全体の24.3%でした。

給与階級別給与所得者数・構成割合

給与階級別給与所得者数・構成割合

出所:国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」

ちなみに、男性の場合は400万円超500万円以下の区分が17.5%と最も大きな割合を占めており、次いで300万円超400万円以下の区分が14.9%という結果でした。

ここまでの結果をみると、年収600万円の野原ひろしは現代なら高めの年収だといえるでしょう。