3. 【見直すべきポイント③】手数料負けしていないか
チェックポイント3つ目は、手数料負けしていないかです。
専門家が投資先を決めて運用する投資信託を購入している人も多いでしょう。
ただし、投資信託はプロが運用するため手数料が発生します。
この運用手数料は投資信託の種類によって大きく異なります。年率0.1%を下回るものもあれば、年率1%を上回るものもあります。
たとえば、運用手数料が年率1%の投資信託を100万円保有する場合、手数料は年間1万円です。10年間で10万円、30年間運用すれば30万円にもなります(価格が変動しない場合で試算)。
これでは、運用による利益を手数料が上回ってしまい、手数料負けするリスクがあります。
そのため、投資信託の運用手数料が高い場合は、運用手数料の低い投資信託への切り替えも検討してみましょう。
4. 投資との向き合い方を考えよう
投資はかけた時間だけ儲かるものではありません。
毎日チャートを見つめて売買を繰り返す人よりも、株価を頻繁に気にせず長期的に運用する人のほうが最終的な利益が大きくなる場合もあります。
ぜひ、本記事で紹介したチェックポイントを見直してみて、投資先や投資への向き合い方を考えてみてはいかがでしょうか。
参考資料
苛原 寛