NISAで投資を始める人が増えていますが、最近は株価の急落が続いています。

年初は4万円近くだった日経平均株価は、2025年4月8日13時現在で3万1000円台まで下落しています。

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チャート(日経225)

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そのため、最近NISAを始めた人のなかには資産が減ってしまったという人も多いでしょう。

また、長年NISAをやっていてもなかなか資産が増えない人もいるかもしれません。

そこで本記事では、NISAで投資をしているのに資産が増えない人が見直したいチェックポイントを3つ紹介します。ぜひ、自分が当てはまっていないかを確認してみてください。

1. 【見直すべきポイント①】投資先の分散はできているか

まず確認するべきことは、投資先が分散できているかどうかです。

老後資産などを長期的に運用する場合は、投資先の資産や銘柄をできるだけ分散させて、リスクを抑えて安定的に運用することがおすすめです。

投資先を集中してしまうと、大きなリターンを狙える一方で、大きく損をするリスクも高くなります。

たとえば、100万円で10社に投資する場合と1社に投資する場合では、後者のほうがリスクが高いです。投資先の1社が経営不振や経営破綻に陥った場合、株価が急落して自分の資産も激減してしまいます。

NISAで資産が増えない人は、投資先が集中していてリスクを取りすぎていないか確認してみてください。

2. 【見直すべきポイント②】短期間での利益を狙っていないか

次のチェックポイントは、短期間での利益を狙っていないかです。

分散投資の場合、長期的にみれば価格は上昇する傾向にあります。たとえば、アメリカの大手企業500社で構成されるS&P500は、短期的な暴落を何度か経験していますが、長期的に見ると価格は右肩上がりで上昇しています。

リーマンショックやコロナショックなどの暴落を経ていますが、過去28年間で価格は約7.3倍の上昇(ドルベース)です。

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チャート(S&P500)

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そのため、短期間での売買を繰り返すのではなく、長期的に銘柄を保有することによる値上がりを狙ってみてはいかがでしょうか。

1日単位や数分単位で売買を繰り返すデイトレードは利益を出すことが難しく、また投資に割く時間も必要です。

ぜひ、毎日株価の動きを気にするのではなく、たまに思い出したらチャートを見てみるなどの向き合い方のほうが資産は増えていくかもしれません。

3. 【見直すべきポイント③】手数料負けしていないか

チェックポイント3つ目は、手数料負けしていないかです。

専門家が投資先を決めて運用する投資信託を購入している人も多いでしょう。

投資信託のしくみ3/3

投資信託のしくみ

LIMO編集部作成

ただし、投資信託はプロが運用するため手数料が発生します。

この運用手数料は投資信託の種類によって大きく異なります。年率0.1%を下回るものもあれば、年率1%を上回るものもあります。

たとえば、運用手数料が年率1%の投資信託を100万円保有する場合、手数料は年間1万円です。10年間で10万円、30年間運用すれば30万円にもなります(価格が変動しない場合で試算)。

これでは、運用による利益を手数料が上回ってしまい、手数料負けするリスクがあります。

そのため、投資信託の運用手数料が高い場合は、運用手数料の低い投資信託への切り替えも検討してみましょう。

4. 投資との向き合い方を考えよう

投資はかけた時間だけ儲かるものではありません。

毎日チャートを見つめて売買を繰り返す人よりも、株価を頻繁に気にせず長期的に運用する人のほうが最終的な利益が大きくなる場合もあります。

ぜひ、本記事で紹介したチェックポイントを見直してみて、投資先や投資への向き合い方を考えてみてはいかがでしょうか。

参考資料

苛原 寛