2025年4月9日の日経平均株価は執筆時点(AM9:41)では3万1873円となり、前日比1000円超の下落です。
アメリカのトランプ大統領による関税の詳細公表から株価の暴落が起こり、投資をしている方や新たに投資を考えている方にとっては難しいタイミングでしょう。
株価が暴落する局面では株式などを売る人もいれば、買う人、また静観する人もいます。元証券会社出身の筆者が株価暴落時の行動を3つにわけてみていきます。
1. 【日経平均株価】直近の株価推移とは
まずは日経平均株価の2025年と、直近1年間、直近3年間の推移をグラフでみてみましょう。
日経平均は年初来高値で2025年1月7日に4万288円をつけました。
一方で今回のトランプ大統領の関税の詳細公表を受け、2025年4月7日に年初来安値である3万792円をつけ、今年の年初来高値と年初来安値では約1万円の差があります。
今回のような株価の暴落を目の当たりにすると、投資をしている人はその恐怖心から売りたくなったり、積立投資の金額を下げたりしたくなる方もいるでしょう。
一方で、株価の暴落時に買う人や静観する人もいます。それぞれの特徴についてみていきましょう。