6. まとめにかえて
物価高がどんどん進み、「ほんの数カ月前には100円台で買えていたものが、今日は200円台になっている」ということが頻繁にあります。
家計のやりくりは現役世代も大変ですが、収入源が限られる年金世代になると、さらに深刻な問題となるでしょう。
実際の収支は世帯によって違うとはいえ、平均では毎月の赤字に。この分の貯蓄をしっかり準備できるかどうかがカギとなります。
なお、すべて預貯金で備えてしまった場合、インフレリスクにさらされることにも注意が必要です。
備え方も重要になるため、NISAなどの資産運用も視野にいれ、いろいろ情報収集を進めていきましょう。
7. 【ご参考】年金に関する疑問や不安を解消!よくある質問を解説
「年金って難しそう…」と感じている人は、多いのではないでしょうか。でも、基本のポイントを押さえると、意外とシンプルなのです。ここでは、年金についてよくある疑問について、わかりやすくお答えしていきます。
7.1 「繰下げ受給」って実際どうなの?
通常、年金は65歳からもらうものですが、「まだ働けるし、今すぐ必要じゃない」という方には「繰下げ受給」という選択肢があります。簡単に言うと、年金の受け取りを後回しにして、もらう額を増やす方法です。
もし健康で他にも収入源があるなら、繰下げ受給を検討してみる価値は十分にあるでしょう。
参考資料
- 総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」
- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2024年(令和6年)平均結果-(二人以上の世帯)」
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします~年金額は前年度から 1.9%の引上げです~」
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株式会社帝国データバンク「2025年4月の値上げ、4225品目 1年6カ月ぶりに4千品目超える 年間累計は1万1707品目、前年実績の9割を超える」
太田 彩子