2. 2024年12月で「紙の保険証」新規発行は終了に
2024年12月2日から、マイナンバーカードと健康保険証が一体化され、「マイナ保険証」を基本とする新しい制度に移行しました。
この変更により、後期高齢者医療制度を含む従来の保険証の新規発行は終了しました。
現在お手元にある保険証は、有効期限まで（最長1年間）引き続き使用可能です。
2.1 後期高齢者医療制度の保険証（見本）をチェック
【保険証の見本】後期高齢者医療被保険者証（長野県）
出所：長野県後期高齢者医療広域連合「保険証（被保険者証）」について
後期高齢者医療の保険証には、「一部負担金の割合」が記載されており、この負担割合は、前年の所得（1月から7月までは前々年の所得）に基づいて、毎年8月1日を基準日として判定されます。
一部負担金の割合は、住民税課税所得などに応じて「1割」「2割」「3割」の3つに分類され、75歳以上であっても現役並みの所得がある場合は、医療費が3割負担となります。
マイナンバーカードを持っていない方や、マイナ保険証の利用登録をしていない方は、保険者から郵送される「資格確認書」を使用して受診することができます。
