2. 約6割の高齢者は生活にゆとりを感じられていない
続いて、高齢者がリアルに生活している生活の印象を見てみましょう。
厚生労働省の「2023年調査 国民生活基礎調査」によると、約6割の高齢者世帯が、普段の生活について「大変苦しい」と「やや苦しい」と回答しています。
多くの高齢者世帯は「生活にゆとりを感じられていない」という状況が見て取れます。
年金額は賃金上昇率や物価上昇率などを鑑みて毎年改定されますが、急激に増えることはありません。そのため、実際に年金生活に突入したあとは「支出を減らす」ことが、効果的なアプローチ方法となります。