日本年金機構より毎年誕生月(誕生日が1日の方は前月)にねんきん定期便が届きますが、みなさんはご自身が受給する予定の年金額を把握できているでしょうか。

日本の公的年金は2階建て構造となっており、働き方や加入している年金保険の種類、収入などに応じて将来受給できる年金額が異なります。

J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」によると、60歳代が考える「ひと月当たりの最低生活費」は平均31万円です。

長らく物価の高騰が続いていることも踏まえたうえで、老後資金の準備を進めていく必要があります。

今回は、「平均年収300万円」勤続年数38年の場合、老後に年金を月いくら受給できるのかシミュレーションした結果をご紹介します。

厚生年金や国民年金の平均受給額についても解説しますので、老後資金の計画を立てる際にぜひお役立てください。