老後生活に向けた資金の準備はできていますか。

J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」によると、60歳代が考える「年金支給時に最低準備しておく金融資産残高」は平均で2110万円です。

しかし、物価高騰が続くなか、現在の預貯金の金利では資産を大きく増やしていくことは難しい状況にあるでしょう。

2025年3月28日に公表された、総務省「2020年基準 消費者物価指数 東京都区部 2025年(令和7年)3月分(中旬速報値)」によれば、消費者物価指数(総合指数)は前年同月と比較して2.9%上昇しています。

老後資金の準備方法の1つとして資産運用がありますが、通常は利益に対して20.315%の税金がかかります。

しかし、新NISAを活用すると、利益に対してかかる20.315%の税金が「非課税」になります。

では、新NISAを活用した資産運用で、どれくらいの老後資金を作ることが期待できるのでしょうか。

本記事では、新NISAの「つみたて投資枠」を活用して50歳から「毎月5万円×15年間」の積立投資を行った場合、老後資金はいくら準備できるのか、年率1~5%でシミュレーションしていきます。

新NISAや資産運用に興味がある方は、ぜひ参考にご覧ください。