就職氷河期を経験した40代の平均貯蓄額とはいくらか

老後資金の準備は貯金か投資か、次はどうするか

老後が定年退職後の60から65歳以降始まると考えれば、40代では、もっとも長ければ25年、もっとも短いケースでも11年あることになります。老後資金をどうのように準備していくかを考えれば、こうしてみてきたように、1年や3年といった時間軸で考えるだけでは十分でないことが分かります。

定年退職間近であれば、資産運用でとるリスク量を減じることになるでしょうが、定年退職後も資産運用は続くことになります。よほどの資産がなければ、全額を現預金にすることは難しいのではないでしょうか。

定年後にそうした状況に直面するという前提に立つのであれば、40代ではある程度リスクをとりながらリターンを目指す選択肢を真剣に検討する必要があります。

「リスクのある資産は苦手」という方もいるかもしれませんが、国内外の株式投資をすぐに始める必要はありません。インデックス・ファンドなどを活用すれば株式投資の専門知識を必ずしも持ち合わせなくとも、投資を始めることができます。

また、40代といっても老後資金の準備のためにリスクをとりたくないという場合には、バランス型ファンドのように様々な資産に分散投資をする投資信託を保有するということもできます。リスクをコントロールするという考え方です。

リスクというと、ネガティブな印象ばかりが強調されるようですが、リスクとリターンはコインの裏と表の関係のようなものです。

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ここまで見てきたように、40代では老後資金を準備するために、老後資金を準備するための時間があることから、有価証券投資を真剣に検討する価値があります。

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げ。その後Longineのサービスは2020年3月に終了となったが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、証券・金融業務メンバーに業界紙出身の新聞記者などもメンバーに加え、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。