2025年1月24日、厚生労働省は2025年度の年金額を1.9%増額すると発表しました。
次回、公的年金の支給日は4月15日となりますが、増額改定された2025年度の年金額が振り込まれるのは6月13日からとなります。
老後生活において、終身で支給される公的年金は貴重な収入源です。自分はいったいどのくらいもらえるのか、周りの人たちはどのくらいもらっているのか、気になる人もいるでしょう。
今回は厚生労働省の最新資料をもとに、厚生年金と国民年金の「平均年金月額」をご紹介していきます。
1. 【2025年版】年金支給日カレンダーで振込日をチェック!
前述のとおり、増額改定となる2025年度分の最初の年金支給日は6月13日です。
公的年金は偶数月の15日が支給日となり、前々月分と前月分の2ヶ月分がまとめて振り込まれます。
なお、15日が土日祝日にあたる場合は、直前の平日に前倒しとなります。
2025年の公的年金支給スケジュールは以下のとおり。
支給日:支給対象月
- 2025年2月14日(金):12月・1月
- 2025年4月15日(火) :2月・3月分
- 2025年6月13日(金) :4月・5月分
- 2025年8月15日(金) :6月・7月分
- 2025年10月15日(水) :8月・9月分
- 2025年12月15日(月) :10月・11月分
上記のとおり、2025年4月15日に支給される年金は2024年度分(2025年2月・3月分)です。
4月分の年金を実際に受け取れるのは「6月の支給日」です。このタイミングに合わせて日本年金機構から届く年金振込通知書では、支給額や天引き内容(税や社会保険料)などが確認できます。