【2025年4月】高年齢雇用継続給付の支給率が引き下げ！シニアにどんな影響がある？ 60歳以降継続して仕事を続ける人の賃金が大幅に低下した場合、雇用保険から支給される給付金

2. 2025年4月の改定内容

2025年4月の改定で注目したいのは、支給率の引き下げです。対象となる人と改定後の支給率を紹介します。

2.1 改定の対象者となる人

支給率は2025年4月1日に改定されました。

対象となるのは原則2025年4月1日以降に60歳になる人です。

すでに高年齢雇用継続給付を受給している人や、受給はしていないが2025年3月31日までに60歳になった人の支給率は従来通り（最大15％）です。

2.2 改定後の支給率

改定後の支給率は、最大が15%から10%に引き下げられます。低下率に応じた支給率は次の通りです。支給率が最大10％になるのは、低下率が64%以下の人です。