【年金】厚生労働省「損得ではない」説明に不安の声も。現役世代が抱える不安とは
厚生年金と国民年金の平均受給額はいくら?2025年度は1.9%増額も実質的に目減りに
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厚生労働省「20代の皆さんへ」にて記載されている以下の説明にさまざまな声が集まっています。
「若い世代は、これから納めていく保険料よりも将来受け取れる年金額の方が少ないから、払うだけ損だ」という意見が聞かれます。
公的年金制度は社会保障の一種で、高齢・障害・死亡など誰にでも起こり得るリスクに社会全体で備え、皆さんに「安心」を提供するものです。そのため、経済的な損得という視点で見ることは、本来適切ではありません。
出所:厚生労働省「20代の皆さんへ」
公的年金は年金支給に必要な財源を、そのときの現役世代からの保険料収入でまかなう「賦課方式」となっており、自分が年金を受給するときに必要となる財源を積み立てる「積立方式」ではありません。
「賦課方式」の場合は保険料を支払う現役世代と給付を受け取る高齢者のバランスが変わると、保険料負担の増加や給付の削減などを行う必要が出てくる場合もあり、少子高齢化の日本においては不安を抱える方は多いでしょう。
今回は年金受給額やシニアの生活費の実態を見ていきます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)