4. 先取り貯金で、自然とお金が貯まる仕組みを作ろう
新富裕層の消費動向では、単に「贅沢にお金を使っている」わけではなく、自分にとって価値あるモノやサービスを見極めて使うという意識が強く感じられます。
これから資産を増やしたいと考えている方も、まずはお金の使い方を見直すことから始めてみてはいかがでしょうか。
そんな方にぜひ取り入れていただきたいのが、「先取り貯金」という方法です。これは、給料が入ったらまず一定額を貯金に回し、残ったお金で生活をするというシンプルな考え方です。自然と生活費の見直しにもつながり、「気づけば使いすぎていた…」ということを防ぐことができます。
最初は無理のない金額から始めて、慣れてきたら少しずつ増やしていくのがポイントです。コツコツと積み重ねることで、将来に備えた資産が着実に形成され、「富裕層」に一歩近づく道が見えてくるかもしれません。
参考資料
- 厚生労働省「国民生活基礎調査2002年」
- 厚生労働省「国民生活基礎調査2023年」
- 株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層・超富裕層は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計 | ニュースリリース | 野村総合研究所(NRI)」
- Black Card Ⅰ株式会社「【ラグジュアリーカード|新富裕層の消費動向調査】円安・物価高を超えた消費パワー、12月には過去最高の取扱高を更新!(PRTIMES)」
横野 会由子