7. 米類は前年比77.5%の上昇。物価高のいま、資産をどう増やす?
今回は年金制度の仕組みから各年齢の平均額まで詳しく見てきました。プラス改定自体は一見喜ばしい響きではありますが、公的年金のみを頼る老後の暮らしは心もとないと感じた方もいるでしょう。
総務省が2025年3月4日に公表した「2020年基準 消費者物価指数 東京都区部 2025年(令和7年)2月分(中旬速報値)」によると、2月の生鮮食品を除く総合指数は前年同月比2.2%上昇の108.5となりました。
特に米類は前年同月比77.5%の値上がりとなり、5カ月連続で過去最大の上昇率を更新しています。
日常生活に必要なさまざまなモノやサービスの値上がりが続くいま。とりわけ物価上昇が年金の増え幅を上回る現状により、多くの年金世帯の家計が圧迫されていきます。
こうした状況の解決方法の一つとして有効な選択肢となり得るのが「資産運用」です。物価上昇を上回るペースで資産を増やせる可能性があります。
ただし資産運用にはリスクが伴います。まずはご自身の「リスク許容度」を確認することが大切です。
どの程度のリスクを受け入れられるかを把握したうえで、ご自身のペースで続けられる運用スタイルを探していきましょう。
参考資料
- 厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします ~年金額は前年度から 1.9%の引上げです」~
- 日本年金機構「年金はいつ支払われますか。」
- 日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」
- 日本年金機構「短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用の拡大」
- 日本年金機構「厚生年金保険の保険料」
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「年金の繰上げ受給」
- 日本年金機構 令和6年4月分からの年金額をお知らせする「年金額改定通知書」、「年金振込通知書」の発送を行います。
- 日本年金機構「年金額改定通知書」と「年金振込通知書」(年金受給者用:はがきサイズ)
大山 直孝