高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。

そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そしてLIMOメルマガ会員に行った「奨学金に関するアンケート」の結果をご紹介します。

まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している奨学金の中から、「2025年8月・9月締め切り」の給付型奨学金2事業をご紹介していきます。

※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが5日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

1. 【返済不要の奨学金・9月締め切り】平沢和重奨学基金「平沢奨学金(2025年度)」

奨学金

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平沢和重奨学基金は、国内外での活躍が期待される学生に、1年間に渡る米国留学の機会を無償で提供すべく40年以上運営を続けています。

約40名を数える奨学生のOB・OGは、三井物産、三菱商事、マッキンゼー、ATカーニー、JPモルガン証券、ソニー、日立製作所、リクルートといった民間企業だけでなく、財務省、外務省、NHK、国際協力銀行、世界銀行、日本赤十字などにも就職しています。

1.1 【返済不要の奨学金・9月締め切り】平沢和重奨学基金「平沢奨学金(2025年度)」

【対象の課程】大学

【応募者の地域条件】地域の制限なし

【奨学金の種類】給付型

【申込み期間】2025年9月5日(金)23時まで

【支給人数】1名

【支給金額/人】220万円(授業料、寄宿舎費用および食堂における食事の費用全額)

【支給期間】2026年9月より1教育年度(~2027年5月)

【成績制限】なし

【所得制限】なし

【修学支援制度との併用】

【他の給付型との併用】

【専攻分野】専攻分野の指定なし

【専攻分野の詳細】

【資格・条件】

  • 日本国籍を有する在学中の学部生または卒業1年以内の者(大学側の要請から、大学1~3年生優先となります)
  • 選考学科を問わず、将来国際関係分野での活躍を希望し、英語による授業を受ける充分な語学力を持つ者※参考 Bates Collegeへの一般入学プロセスにて求められる語学力及び教育理念について、参考となる情報は以下の通り
  • 語学力:
    TOEFL: Minimum score of 100 (preferably at least a 105)
    IELTS: Minimum score of 7
    DET: Minimum score of 130
  • 教育理念:
    https://www.bates.edu/admission/student-profile/
    https://www.bates.edu/about/mission/

【募集団体】平沢和重奨学基金

【奨学金概要】平沢和重奨学基金 募集要項