2. 老後の備え(1)セカンドライフで役立つスキルを身につける
内閣府の「令和6年版高齢社会白書」によると、65歳以上で仕事に就いている人の人数は年々増加しています。
特に65~69歳の就業率は52.0%で約半数の人が働き続けており、70歳を超えて働く人も珍しくありません。
より長く働き続けるためには、年齢に関係なく必要とされるスキルや技術を習得しておくことが大切です。
老後の働き方には、趣味を仕事にしたり、現役時代に培った知識を活かしてコンサル業を行ったりするなど、多様な選択肢があります。
今のうちから「将来どのような働き方をしたいか」ということを念頭に置いたうえで、今後のキャリアデザインを考えてみましょう。
3. 老後の備え(2)健康の維持に取り組む
老後の暮らしで大きな負担となりやすいのが医療費です。健康に暮らすことは充実した生活につながるだけでなく、老後の支出を抑えられるメリットもあります。
病気やケガによって医療費の負担が増えることを防ぐためには、若いうちから健康の維持に取り組むことが大切です。
たとえば、食生活を見直したり、運動の習慣を取り入れたりするなど、老後も自立した生活を暮らせるタフな体作りを始めてみましょう。