1.2 65歳以上の単身無職世帯(高齢単身無職世帯)の家計収支

65歳以上の単身無職世帯(高齢単身無職世帯)の家計収支

65歳以上の単身無職世帯(高齢単身無職世帯)の家計収支

出所:総務省「家計調査報告 家計収支編2024年(令和6年)平均結果の概要」

  • 可処分所得:12万1469円
  • 消費支出:14万9286円
  • 赤字:2万7817円

高齢者世帯では、夫婦世帯と単身世帯のいずれも消費支出が可処分所得を上回っており、毎月赤字が出る状況となっています。

仮に、65歳から80歳までの15年間でこの不足分を貯蓄から取り崩し続けると、夫婦世帯で約613万円、単身世帯で約500万円の蓄えが必要となる計算です。

加えて、入院や介護、自宅のリフォームなどが発生すれば、さらに毎月の赤字額が大きくなることもあるかもしれません。

安心して老後を迎えるために、今からできることはあるのでしょうか。

次の章でくわしく紹介していきましょう。