厚生労働省が3月17日に公表した2024年の賃金構造基本統計調査によると、男性の賃金を100とした場合、女性は75.8となり、男女間賃金格差は前年比で1.0ポイントの縮小となりました。

なお、月額の賃金は男性が36万3100円で3.5%の上昇、女性が27万5300円で4.8%の上昇となっています。

性別賃金の推移

性別賃金の推移

出所:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」

 

男女間の賃金格差は徐々に縮小傾向にありますが、世間の平均月給はどのように推移しているのでしょうか。

本記事では、会社員の最新月給事情を企業規模別や年齢・性別ごとに紹介します。

記事後半ではシニア世帯の平均貯蓄額やリアルな年金月額も紹介しますので、これを機に老後に向けた備えについて考えてみましょう。