2. 65歳以上・夫婦無職世帯の「支出の内訳」

65歳以上のリタイア夫婦世帯の支出の内訳はどうなっているのでしょうか。ここでは、リタイア世代のお金の使い方を確認してみましょう。

  • 食料 7万6352円
  • 住居 1万6432円
  • 光熱・水道 2万1919円
  • 家具・家事用品 1万2265円
  • 被服及び履物 5590円
  • 保健医療 1万8383円
  • 交通・通信 2万7768円
  • 教養娯楽 2万5377円
  • その他の消費支出 5万2433円
    (うち交際費 2万3888円)

資料によると、消費支出額は前年と比較した場合、60歳~69歳以上世帯で実質1.6%減少、70歳以上で1.7%減少しています。

全年齢階級で消費支出は減少しているのですが、60歳以降の年齢は他の年齢と比較すると、減少幅が大きくなっています。(※40~49歳世帯で実質0.9%の減少、50~59歳世帯は0.6%の減少、40歳未満世帯は0.3%の減少)

これは、60歳以降の世帯において、他の年代より支出を抑える傾向が高いことを示しています。