1.1 世帯主が65歳~69歳の無職世帯の家計収支
- 実収入:30万7741円
- (うち年金額:21万6915円)
- 可処分所得:26万6336円
- 消費支出:31万1281円
- 赤字:4万4945円(可処分所得ー消費支出)
1.2 世帯主が70歳~74歳の無職世帯の家計収支
- 実収入:27万5420円
- (うち年金額:21万7558円)
- 可処分所得:24万596円
- 消費支出:26万9015円
- 赤字:2万8419円(可処分所得ー消費支出)
1.3 世帯主が75歳以上の無職世帯の家計収支
- 実収入:25万2506円
- (うち年金額:20万7623円)
- 可処分所得:22万1948円
- 消費支出:24万2840円
- 赤字:2万892円(可処分所得ー消費支出)
消費支出は加齢とともに徐々に減少していますが、いずれの年代でも毎月2万~4万円の赤字が発生しています。これは、毎月受け取る年金だけでは、生活費などの支出が賄えない現状を示しています。
また、資料によると、可処分所得は60歳以上の世帯で実質0.2%の減少となっています。60歳以上世帯以外の、他の世代では可処分所得は増加傾向になっていることから、年金額の延びが抑制されていることが推測されます。