厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和7年1月分結果速報 を公表します」によると、2025年1月に労働者が受け取った現金の給与総額は、前年同月と比較して2.8%増加したものの、物価高などの影響で「実質賃金は3カ月ぶりのマイナス」となっていることがわかりました。
日々の生活費の糧となる「年収」ですが、平均でいくらくらいなのでしょうか?
本記事では、20歳代〜70歳代・男女別「各年代の平均年収」を国税庁や厚生労働省による調査データをもとに見ていきます。
「キャリア」や「資産形成」について考える際に、ぜひ参考にご覧ください。
※金額等は執筆時点での情報にもとづいています。
1. 20歳代〜70歳代・男女別「各年代の平均年収」をチェック!
国税庁の「令和5年分 民間給与実態統計調査」から、20〜70歳代の平均年収を見ていきます。
上記調査より、男女別の各年代の平均年収をみてみると、男性は年代が上がるにつれて年収が上がっていくのですが、一方で女性は横ばいから緩やかに減少するとがわかります(【図表1】参照)。