世の中には多種多様な制度が存在します。国が行うもの以外にも、各市町村が独自で行う「給付金や補助金、助成金」などがたくさんありますがご存じでしょうか?

こうした制度は積極的に公表されていないものが多く、制度の存在を知らずにもらい損ねてしまうケースも。対象者に自動的に支給される制度もありますが、申請しないともらえないものもたくさんあります。

全国の自治体ではどのような制度を設けているのかを知っておくと、

「〇〇を購入する時に補助金がもらえる自治体があった」

「〇〇市では、助成金があったが自分の住んでいる市はどうだろう?」

と感度高く行動することができるでしょう。

そこで本記事では、自治体が独自で行う「補助金」を3つご紹介していきます。

1. 最大3万円!定期券の購入補助金【富山県高岡市】

富山県高岡市では、新幹線を利用して通勤をしている学生や社会人を対象に、定期券の購入費用を補助しています。

通学定期券の補助が受けられるのは、北陸新幹線で新高岡駅を発着にして通学している学生です。一方、通勤定期券の補助を受けるには、以下の条件を満たす必要があります。

 

  • 新高岡駅発着で、新幹線通勤定期券で通勤する
  • 「定期券-通勤手当額」が補助金額を超える

新幹線定期券購入補助金は、定期券の種類ごとに補助額が異なります。

  • 1ヵ月定期券:補助額1万円
  • 3ヵ月定期券:補助額3万円

申請期間は、2024年4月1日から2025年3月31日となります。申請に必要な書類は、以下の通りです。

補助金の申請は、市役所の窓口もしくはインターネットから電子申請で実施できます。