3. 【少額の投資のポイント2】家計に影響が出にくい。積立金額を後から増やすことも可能
リスクがある投資ですが、ある程度まとまった資金で「投資に使うお金」を用意することは、家計に影響が出る可能性があります。
そのため、「生活で使うお金などを先に用意してから~」と投資資金の用意を後回しにすると、投資スタートまで時間がかかってしまいます。
しかし、少額投資であれば家計に影響は出にくいため、早く投資をスタートすることができます。また、早くスタートするほど運用期間を長くすることができるため、上記の複利の効果をより実感できる可能性もあるでしょう。
新NISAのつみたて投資枠で投資をはじめた後、月々の積み立て金額を後から増やすこともできます。
生活資金にゆとりが出てきた頃に金額を増やすこともできますし、家計の状況に応じて金額を減らすこともできます。積み立て投資は自身のライフスタイルにあわせて柔軟に対応ができると言えるでしょう。
4. 少額からでOK!新NISAを活用した長期投資を検討してみては
今回は少額で新NISAつみたて投資枠を活用するポイントについて2つ紹介しました。
長期投資向けのものが投資対象商品である新NISAつみたて投資枠では、少額でも複利効果を実感できるということが1つ。
また2つ目は、少額は家計に影響が出にくいため、早く投資をはじめることができるということでした。
新NISAつみたて投資枠を活用し、家計の状況に応じて月々の積み立て金額を調整しながら、長く投資を続けることを検討してみるのも一つでしょう。
参考資料
- 金融庁「NISA口座の利用状況調査(令和6年12月末時点(速報値))」
- 金融庁「つみたてシミュレーター」
- 総務省統計局「人口推計(2024年(令和6年)9月確定値、2025年(令和7年)2月概算値)」
LIMO編集部