2025年1月23日、株式会社東京カンテイが「『中古マンション70㎡価格推移』2024年(年間版)」を発表。首都圏では東京都のみ価格が上昇するも、周辺3県はマイナスの結果となりました。

さまざまなモノの値段が上がる中、住まいに関する出費を見直したいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

住まいに関する出費は、家賃交渉や引っ越しなどを伴うので手軽に減らすのは難しい半面、うまくいけば月間で数万円単位の節約につながります。

こうした中、新築や築浅にこだわることなく「築年数の長さ」を許容することで居住費用を抑えるという選択肢も存在しています。

近年はDIYやリノベーションの注目度が上昇している背景もあり、「歴史あるもの」「生活感」が気にならなかったり、むしろ好きだったりするなど、築年数50年級の物件への引っ越しも検討するケースもあるのではないでしょうか。

さらに在宅勤務が普及したことで、部屋にテレワークスペースを作りたい方も少なくありません。団地暮らしの部屋でできる、快適なテレワークスペースの作り方のアイデアをご紹介します。

1. 築50年級の団地暮らしでもできる!テレワークスペース作りのためのアイデア3つ

近年は在宅勤務が急速に普及したことで、職場に出向かず家で仕事をする方も多くなっています。しかし、プライベート空間と仕事をする空間の境界が曖昧になってしまうため、なかなか集中できないという方もいるようです。

また、家族の生活音が気になってしまうという方もいます。とはいえ、築50年級の団地のような限られた間取りでは専用の仕事部屋を用意するのも難しい場合があるでしょう。

そんな状況でも、専用のデスクを設けて家の中に仕事場を作ることで、仕事のオンオフの切り替えをすることができます。

使いやすくて心地よい空間を作るためにも、仕事とプライベートで適度な距離感を保つことが重要です。

賃貸でも実践できる原状回復を意識したDIYで、おしゃれな空間をつくる方法を考えていきましょう。

1.1 テレワークスペースを作る前にチェックしたい!快適な環境にするアイデア3つ

  1. デスクが置けないときは、押入れスペースをカスタマイズする
  2. 開放感がほしいときは窓際や壁際にデスクをレイアウトする
  3. ワークスペースの収納&インテリアにもこだわる