世の中には多種多様な制度が存在します。国が行うもの以外にも、各市町村が独自で行う「給付金や補助金、助成金」などがたくさんありますがご存じでしょうか?
こうした制度は積極的に公表されていないものが多く、制度の存在を知らずにもらい損ねてしまうケースも。対象者に自動的に支給される制度もありますが、申請しないともらえないものもたくさんあります。
全国の自治体ではどのような制度を設けているのかを知っておくと、
「〇〇を購入する時に補助金がもらえる自治体があった」
「〇〇市では、助成金があったが自分の住んでいる市はどうだろう?」
と感度高く行動することができるでしょう。
そこで本記事では、自治体が独自で行う「給付金・補助金・助成金」を3つご紹介していきます。
1. 【全世帯対象】1世帯1万1000円分のクーポン券(鹿児島県天城町)
鹿児島県天城町では、1世帯あたり1万1000円分のクーポン券を独自に発行しています。「天城町元気応援クーポン券」として、エネルギーや食料品の価格高騰による家計の支援を目的に実施しました。
2025年2月1日時点で、天城町内に住民票があればクーポン発行の対象世帯となります。所得制限はありません。クーポン券は、天城町内のクーポン券取扱店で使用できます。
クーポン券は天城町から自動的に配布されるため、申請は必要ありません。2025年3月下旬には全世帯に配布が完了する見込みです。2025年4月30日までの使用期限となっているので、注意してください。