4. 「勤続年数ごと」だと国家公務員の退職金はいくらが平均？
続いて、同資料より「勤続年数ごとに公務員の退職金額」を確認していきます。
4.1 「常勤職員」の退職金（勤続年数ごと）を確認
- 5年未満：246万6000円
- 5年～9年：492万6000円
- 10年～14年：854万9000円
- 15年～19年：1184万7000円
- 20年～24年：1257万5000円
- 25年～29年：1599万3000円
- 30年～34年：2001万7000円
- 35年～39年：2389万3000円
- 40年以上：2311万6000円
4.2 「うち行政職俸給表（一）適用者」の退職金（勤続年数ごと）を確認
- 5年未満： 143万2000円
- 5年～9年：366万5000円
- 10年～14年：675万4000円
- 15年～19年：ー
- 20年～24年：1504万8000円
- 25年～29年：ー
- 30年～34年： 2075万円
- 35年～39年：2209万9000円
- 40年以上：2167万4000円
※「ー」は秘匿
当然、勤務年数が長くなるほど退職金の額は増える傾向にあり、常勤職員の場合、30年以上働くと退職金が2000万円に達することが分かります。
とはいえ、たとえ5年未満の勤務でも、一定額が支給される点は、国家公務員の魅力的な要素の一つと言えるでしょう。
