高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。
そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そしてLIMOメルマガ会員に行った「奨学金に関するアンケート」の中でも「貸与型奨学金の毎月の受給額」についての結果をご紹介します。
まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している奨学金の中から、「4月・5月締め切り」の給付型奨学金2事業をご紹介していきます。
※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが5日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。
1. 【返済不要の奨学金・4月・5月締め切り】公益財団法人岩國育英財団「岩國奨学金(2025年度) 」学部1年次生対象
公益財団法人岩國育英財団の目的は、学資の支弁が困難と認められ、かつ、意欲と能力に優れた、大学または大学院の学生に対して奨学援助を行い、もって、社会有為の人物の育成に寄与することにあります。 1/4
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公益財団法人岩國育英財団の目的は、学資の支弁が困難と認められ、かつ、意欲と能力に優れた、大学または大学院の学生に対して奨学援助を行い、もって、社会有為の人物の育成に寄与することにあります。
1.1 【返済不要の奨学金・4月・5月締め切り】公益財団法人岩國育英財団「岩國奨学金(2025年度) 」
【対象の課程】大学
【応募者の地域条件】地域の制限なし
【奨学金の種類】給付型
【申込み期間】2025年2月1日~2025年4月25日(必着)
【支給人数】14人程度
【支給金額/人】120万円(1年度につき30万円)
【支給期間】大学学部在籍中の4年間にわたり継続して給付します。(給付額総額120万円)
なお、医学部等6年制の学部についても同様に、4年間給付としています。
【成績制限】なし
【所得制限】なし
【修学支援制度との併用】ー
【他の給付型との併用】可能
他の奨学金との併給は可能です(当財団は併給を奨励します)
【専攻分野】専攻分野の限定なし
【専攻分野の詳細】学部1年次生
【資格・条件】
1. 与えられた枠組みの中で機能する“人材”ではなく、自ら新しい枠組を創造しようとする者
2. 2025年4月1日現在、全国の4年制大学において学部1年次生(休学者を除く)である者(国籍は問いません)。 本財団は、自由応募方式です。 上記の出願資格を満たす者が自由に応募するこ とができます。
3. 医学部については、将来研究者を目指している者
【募集団体】公益財団法人岩國育英財団
【奨学金概要】公益財団法人岩國育英財団奨学生の募集
2. 【返済不要の奨学金・4月・5月締め切り】公益財団法人岡本教育財団「岡本育英奨学金(2025年度)」学部3年生対象
公益財団法人岡本教育財団は、学業優秀でありながら経済的な理由により学費の支弁が困難な経済系学部に在籍する大学生に向けて奨学金を給付することで、将来社会に貢献し得る有為な人材の育成に寄与してまいります。
2.1 【返済不要の奨学金・4月・5月締め切り】公益財団法人岡本教育財団「岡本育英奨学金(2025年度)」
【対象】大学
【応募者の地域条件】地域の制限なし
【奨学金の種類】ー
【申込み期間】入学後(2025年4月1日~5月31日)
【支給人数】10人
【支給金額/人】96万円(年間48万円)
【支給期間】2年間(学部 3年次・4年次)
【成績制限】あり
【所得制限】あり
【修学支援制度との併用】ー
【他の給付型との併用】ー
【専攻分野】経済学部、経営学部、商学部
【専攻分野の詳細】
- 経済学部、経営学部及び商学部、並びにこれらに類するもの
- 経済系学部在籍する学部3年生、25歳以下
【資格・条件】以下の(1)~(5)のすべてに該当すること。
(1) 日本国籍を有すること
(2) 国内の大学の経済系学部※に在籍する学部 3 年生であること
(3) 募集年度 4 月 1 日時点で年齢 25 才以下であること
(4) 経済的な理由により学費の支弁が困難であること
(5) 就学状況及び生活状況について適時報告できること
※経済学部、経営学部及び商学部、並びにこれらに類するもの(例:政治経済学部経済学科、社会・国際学群社会学類経済学主専攻、理工学部経営工学科)
【募集団体】公益財団法人岡本教育財団
【奨学金概要】公益財団法人岡本教育財団岡本育英奨学金令和7年度募集要項
いかがでしたでしょうか。
「2025年4月上旬締め切り」学部1年生・3年生対象の、返済不要の奨学金をご紹介させていただきました。
本記事でご紹介した以外の奨学金の情報を知りたい方は、奨学金情報が数多く掲載されている「ガクシー」のサイトをご確認いただくのもおすすめです。
3. 【奨学金に関するアンケート】貸与型奨学金、最も多い受給額は月額2万~4万円で32%
くらしとお金の経済メディア「LIMO」では、LIMOのメールマガジン会員(メルマガ会員)に「奨学金に関するアンケート調査」をおこないました。
アンケート項目の中で、メルマガ会員の方のうち貸与型奨学金(有利子型、無利子型含む)を利用されていた方に、「毎月いくら奨学金を借りていたか」について伺いました。
- 19999円以下 25.3%(19人)
- 20000~39999円 32.0%(24人)
- 40000円~59999円 18.7%(14人)
- 60000円~79999円 8.0%(6人)
- 80000円~99999円 8.0%(6人)
- 120000円以上 8.0%(6人)
※貸与型奨学金利用者数合計 75人(うち、有利子型無利子型併用利用者4名)
※100000円~119999円は該当者なし
最も多いのは、貸与月額「20000~39999円(24名)」で、貸与型奨学金利用者全体の32%を占めました。
なお、今回のアンケートにお答えいただいた方は全体で239名となり、貸与型奨学金を利用されていた方は、全体の31%という結果になりました。
4. 【奨学金】奨学金には「貸与型」の奨学金と「給付型」の2種類の奨学金がある
ここで奨学金の種類についてご紹介しましょう。
奨学金には、大きく分けて「貸与型」の奨学金と「給付型」の2種類の奨学金があります。
4.1 貸与型の奨学金
学生に対して資金を貸し付ける形の奨学金です。「借金」のイメージが強い奨学金ですが、この「貸与型」の奨学金の印象が大きいことが伺えます。
貸与型奨学金の主な特徴は次の通りです。
1.返済が必要:卒業後、一定期間が経過した後、返済を開始します。返済額や返済期間は、奨学金を提供する機関や、奨学金の契約条件によって異なります。
2.金利:無利息のものや、「国の学生ローン」よりも低い金利が設定されているものもあります。また一部には市場金利に基づく利息が付く場合もあります。
3.利用条件:学業成績や家庭の経済状況などに応じて、受給資格が決まることがあります。申請時には、必要な書類や情報を提供する必要があります。
4.2 給付型の奨学金
優れた学術研究をおこなった学生や、成績優秀な学生に対して、基本的に返済不要となる奨学金です。対象となった場合、大学・専門学校等の授業料や入学金も免除、または減額されます。主な特徴は次の通りです。
1.返済不要:奨学金を受け取った学生に返済の義務はありません。
2.利用条件:上記の通り、学業成績や、特定の活動や分野に対する成績、そのほかにも家庭の経済状況などに基づいて支給されることが一般的です。選考過程があり、申請者が一定の条件を満たす必要があります。
3.支給形式:一度にまとまった金額が支給される場合もあれば、月々支給される場合もあります。支給方法や金額は奨学金のプログラムによって異なります。
また給付型奨学金の中には、学校法人や公益財団法人、福祉法人や企業などが、卒業後に事前に約束した職種に一定期間就くことを条件として、給付型奨学金制度を設けているところもあります。
今回のアンケート結果でご紹介したのは、LIMOメルマガ会員のうち、貸与型奨学金利用をしていた方が「毎月いくら奨学金を借りていたか」ですが、給付型の奨学金であれば、「卒業後、返せるかどうかが不安で奨学金を利用できない」という人でも安心して借りられるのではないでしょうか。
経済的な理由で進学を断念することがないように、奨学金を積極的に検討してみることをおすすめします。


