2. 4つの都府県の「道の駅」の数を比較すると…
国土交通省が公表している「道の駅案内」によると、日本で一番「道の駅」が少ない都道府県は、東京都です。気になる道の駅の数は、1となっています。
2025年1月31日時点で東京都にある道の駅は、八王子市にある「八王子滝山」のみ。
道の駅は国土交通省による登録制で、登録には「無料で24時間利用できる」「十分な容量を持った駐車場の設置」などの要件があります。しかし東京都ではそのような要件を満たす敷地の確保が難しく、道の駅が少ないといわれています。
東京都に次いで道の駅の数が少ないのは、神奈川県の5。次いで大阪府、沖縄県の10でした。
ちなみに全国には1230の道の駅があり、最も道の駅が多いのは北海道の129でした。
3. 東京都の都内総生産は名目113兆7000億円
ここからは日本で一番「道の駅」が少ない東京都について紹介します。
日本の首都であり、関東地方の南部に位置する東京都。東は千葉県、西は山梨県、南は神奈川県、北は埼玉県に接しており、面積は日本で三番目に小さい2199.94平方キロメートル(参考値)。
一方、人口は1391万1902人(2024年1月1日時点)と、47都道府県で最大の規模を誇ります。
都は特別区である23区と、26市、5町、8村で構成されており、人口TOP3の地域は以下の通り(出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」/2024年1月1日時点)。
- 世田谷区 91万8141人
- 練馬区 74万1540人
- 大田区 73万3634人
経済面を見てみると、2021年度の都内総生産は名目113兆7000億円。都民所得は80兆7000億円でした。
いかがでしょうか。今回は日本で一番「道の駅」が少ない都道府県について紹介しました。
4. 調査概要
- 調査日:2025年2月27日
- 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
- クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
参考資料
- クロス・マーケティング QiQUMO
- 国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」
- 国土交通省「道の駅一覧」
- 国土交通省「道の駅案内」
- 総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
- 東京都「都民経済計算年報 令和3年度」
小野田 裕太