2025年度の年金額は、2024年度より1.9%の引上げとなることが先月発表されました。物価高が続くなか、年金額の増額は3年連続です。
改定後の年金を受け取るのは、もう少しあとの6月になりますが、年金はシニアの方の大切な生活費となるお金。
いつの時代も関心が集まる話題に違いありません。
そこで今回は、シニアの方が受け取る厚生年金・国民年金について、平均支給額を年齢別に確認していきます。
記事の後半では、年金額をアップする方法についても紹介しますので、さっそくみていきましょう。
1. 年金は偶数月に支給!令和7年はいつ?
現行の年金制度では、2月、4月、6月、8月、10月、12月が年金の支給月になります。
支給日は偶数月の15日で、15日が土日・祝日に当たる場合は直前の平日に支払われます。今月は年金の支給月で、2月15日は土曜日ですから、その前日の2月14日が年金の支給日になります。
1.1 【参考】令和7年の年金スケジュール
- 2月14日
- 4月15日
- 6月13日
- 8月15日
- 10月15日
- 12月15日
支給日には原則として、前月と前々月の2カ月分の年金が支払われます。 令和7年2月に受け取る年金は、令和6年12月分と令和7年1月分です。
令和6年度の年金支給は、次の支給日の4月15日が最後で、次回支給日の6月13日から、年金額が改定された令和7年度の年金を受け取ります。6月に受け取るのは4月分と5月分です。
それでは、次章より、年齢別の平均年金月額を見ていきます。