【2025年度版】年金生活者支援給付金の金額は2024年度よりいくら増えた？厚生年金と国民年金の年代別の受給額一覧表もチェック【最新データ】年金生活者支援給付金の受給者は要チェック！条件や変更点を解説

年金生活者支援給付金の支給額は、毎年改定されます。2025年度の支給額が公表され、2024年度よりも1.9％増加となる予定です（一部の年金は2.7％増加）。

今回は、2025年度における年金生活者支援給付金の支給額や、年金平均受給額を解説します。

1. 年金生活者支援給付金の概要

収入が一定基準額以下の方に対して、年金生活者支援給付金が支給されます。まずは、給付金の種類と支給対象者を見ていきましょう。

老齢年金生活者支援給付金の支給対象者と受給額は、以下のとおりです。

65歳以上の老齢基礎年金の受給者である
同一世帯の全員が市町村民税非課税である
前年の公的年金等の収入金額※1とその他の所得との合計額が昭和31年4月2日以後に生まれの方は889,300円以下、昭和31年4月1日以前に生まれの方は887,700円以下※2である

※1　障害年金・遺族年金等の非課税収入は含まれません
※2　昭和31年4月2日以後に生まれた方で789,300円を超え889,300円以下である方、昭和31年4月1日以前に生まれた方で787,700円を超え887,700円以下である方には、「補足的老齢年金生活者支援給付金」が支給されます

障害基礎年金を受給しており、前年の所得が472万1000円以下の場合は、障害年金生活者支援給付金を受給できます。

遺族基礎年金を受給しており、前年の所得が472万1000円以下の場合は遺族年金生活者支援給付金を受給できます。