1.2 光熱費

光熱費は、統計結果では全体の8.9%と、そこまでの割合を占めてはいません。しかし、毎月必ず発生する生活に欠かすことのできない費目であり、こちらも値上がりによる圧迫感を感じているのではないでしょうか。

光熱費の前年比物価上昇率は4.0%となっており、今後も上昇することが予測されます。

ライフラインである光熱費は、削ることが難しい費目ではありますが、必要のない電気を消したり、水道の蛇口を勢いよく出しすぎないなど、小さい努力で出費を抑える意識を持つことが大切です。また、電力会社やガス会社の契約プランや契約会社自体を見直し、自身のライフスタイルに合ったものを選ぶことも重要です。

1.3 保険医療費

保険医療費は、他の生活費に比べて物価上昇の影響を受けにくい費目です。

物価上昇率でも、前年比で1.6%と、上昇の割合がかなり緩やかです。高齢になると、保険医療費が多く掛かると考えがちですが、全体の中での割合を見ても、6.7%とそこまでの割合を占めていません。

大きな割合を占めない費目ではありますが、身体の不調がなければ支払う必要がない費用であるため、できる限り健康に留意することで、支出を減らす意識をすることも大切です。