2. 2024年度の年金額はいくら?

公的年金の支給日は「偶数月の15日(※)」。よって4月15日(火曜日)に支給される年金は、2月分と3月分です。

厚生労働省によると、2024年度の年金額の例は次のとおりとなります。

※15日が土日祝日の場合、直前の平日に前倒しされます。

2.1 【2024年度】国民年金と厚生年金の年金額例

  • 国民年金(老齢基礎年金):6万8000円(1人分※1
  • 厚生年金:23万483円(夫婦2人分※2

※1 昭和31年4月1日以前生まれの方の老齢基礎年金(満額1人分)は、月額6万7808円
※2 平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)43万9000円)で40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準

夫婦2人分の厚生年金の金額を見てみると23万483円です。これが2カ月分支給されるので、4月15日支給の年金額は「46万966円」、これが約46万円の根拠となります。

しかし、気になるのが「標準的」という部分です。標準的な年金を受給することができるのは、どのような夫婦世帯でしょうか。次で確認していきましょう。