3.1 公的年金シミュレーターも便利
厚生労働省が提供する公的年金シミュレーターを使うと、今後の収入や就労完了年齢に基づいて年金見込額を試算できます。「ねんきん定期便」に記載された
二次元コードを読み取ればスムーズに試算できるため、あわせて活用してみてください。
4. まとめにかえて
老後生活に関する漠然とした不安を抱えている方は、まず自分が受給できる年金額を確認しましょう。
年金額を確認し、老後生活における支出を想定すれば、具体的な不安を数値化できます。
「リタイア時に〇万円の資産があれば安心できるだろう」という目安を把握できれば、対策が見えてきます。
できるだけ長く働いたり、早い段階で資産運用を始めたりして、経済的な安心感を得られるようにしましょう。
参考資料
- 厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「「ねんきん定期便」の様式(サンプル)と見方ガイド(令和6年度送付分)」
- 日本年金機構「「ねんきんネット」によるご自身の年金記録の確認」
- 厚生労働省「公的年金シミュレーター使い方ホームページ」
柴田 充輝