3.2 【一覧表】国民年金の「受給額ごとの人数」
次に、国民年金の一覧表を見てみましょう。
国民年金のみを受給する人の受給額ごとの人数を一覧で見てみましょう。
- 1万円未満:5万8811人
- 1万円以上~2万円未満:24万5852人
- 2万円以上~3万円未満:78万8047人
- 3万円以上~4万円未満:236万5373人
- 4万円以上~5万円未満:431万5062人
- 5万円以上~6万円未満:743万2768人
- 6万円以上~7万円未満:1597万6775人
- 7万円以上~:227万3098人
厚生年金と国民年金では、受給額はそれぞれ個人ごとに異なるため、自身の年金受給額を確認したい場合は「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」を活用することをおすすめします。
4. 早い段階からの備えが大切
本記事では、年金額改定について詳しく解説してきました。
年金額の見直し時には物価変動率が考慮されていますが、物価上昇率を上回らないため実質的に目減りの状態となっています。
これは預金にもいえることです。「物価上昇率>銀行預金の金利」である場合、「お金を大切に保管する=お金の価値を目減りさせてしまう」となってしまいます。
数字は全く同じでも、お金の価値は下がっていき、これまで買えていたものが買えないという状況に陥ってしまうのです。
不測の事態に備えて一定金額のお金を手元に置いておくことは大事なことですが、置きすぎてしまうと、気が付いた時には価値が大きく減ってしまっているかもしれません。
自分の資産を減らさないように、しっかりと守っていく必要があるということです。物価上昇に負けないようお金を運用する、ということになりますが、運用といっても手段やリスクの大小はさまざま。
どういった方法があって、自分には何があっているのかなど、まずは情報収取から始めてみてはいかがでしょうか。