新NISA制度が開始されて1年半以上が経過しました。
制度が新しくなったことをきっかけに、資産運用を始めた方も多いのではないでしょうか。
一方で、制度が拡充されたことはなんとなく知りつつも、具体的にどのように変わったのかを知らない方もいるかもしれません。
今回は、新NISAの4つのポイントと、実際に運用したときにどれくらいの成果が出るのかをシミュレーションしながら見ていきましょう。
また、記事の後半では資産運用のポイントとリスク軽減の方法についてお伝えします。
是非参考にしてください。
1. 【新NISA】旧NISA制度からバージョンアップ!どこが変更になった?
NISA制度は、投資に対する非課税の特典が大きな魅力となり、多くの人に利用されています。
また、2024年1月から新NISAに変更となり、その内容にいくつかの改善が加えられ、投資家にとってさらに魅力的な制度となっています。
では、これまでのNISAと新NISAには、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
1.1 旧NISAの制度内容についておさらい
まずは、以前のNISA制度を振り返りながら、どのような変更が加えられたのかを確認してみましょう。
以前のNISA制度は、「一般NISA」と「つみたてNISA」の2つの種類に分かれていました。
以前までのNISA制度:「一般NISA」
- 年間非課税枠:120万円
- 非課税保有期間:5年間
- 投資可能商品:上場株式、投資信託等
以前までのNISA制度:「つみたてNISA」
- 年間非課税枠:40万円
- 非課税保有期間:20年間
- 投資可能商品:投資信託やETF