有機EL発光材料のKyuluxがLG、サムスンと開発契約を締結 19年に高性能青色材料を商用化へ 2018.09.20 06:00 公開 執筆者津村 明宏 有機EL材料ベンチャーの㈱Kyulux(キューラックス)は、韓国のLGディスプレー(LGD)およびサムスンディスプレー(SDC)と、青色TADF(熱活性化遅延蛍光)材料およびハイパーフルオレッセンス技術の共同開発契約を結んだと発表した。LGDとは2018年1月から共同開発を開始しており、このほどSDCともディープブルー(深い青色)を中心に開発契約を締結した。 記事の続きを読む 関連記事 九大発のベンチャー「Kyulux」、世界最高性能の青色有機EL発光材料を開発 有機EL発光材料を開発している㈱Kyuluxは、独自技術「ハイパーフルオレッセンス」で青色有機EL発光材料の性能を大幅に向上した。7月19~20日に福岡市で開催された国際学会「第3回 国際TADFワークショップ」で成果を発表し、現時点で世界最高性能の材料であると説明した。 8K有機ELほか次世代の高精細テレビが相次ぎ登場 家電量販店のテレビ売り場にずらりと並ぶ薄型テレビは、これまで主流だったフルハイビジョン(1920×1080画素=約207万画素)から4倍の解像度を持つ4K(3840×2160画素=約830万画素)にシフトし、4Kテレビが各社の主力商品になっている。テレビ市場では世界的にも4Kテレビ商戦が過熱し始めているが、ディスプレー業界では4Kの次世代品の開発が活発化している。 米UDCの業績・株価が回復基調に 世界最大の有機EL用燐光発光材料メーカー、ユニバーサルディスプレイコーポレーション(UDC、米ニュージャージー州)が発表した2018年4~6月期業績は、売上高が前年同期比45%減の5615万ドル、営業利益が同82%減の1091万ドルだった。ハイエンドスマートフォン向け有機ELディスプレーの生産低迷によって、前年同期比では大幅な減収となったものの、18年1~3月期実績との比較では売上高が29%の増加に転じた。主要顧客であるサムスンディスプレー(SDC)の工場稼働率が4月を底にして上昇してきたことを受けたものとみられる。 「打倒サムスン」狙う鴻海のテレビ事業戦略 競争力強化へ米ビジオに出資、10.5G計画見直し 車載電池事業に賭けるパナソニック~リスク乗り越え躍進なるか LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #材料