4. 50歳代は老後資金のラストスパート。ねんきん定期便には年金見込み額も記載へ

今回は50歳代の貯蓄を確認してきました。

現代は60歳代で働く方も増えており、いつリタイアするかは個人差がありますが、50歳代だと老後まで十数年のため、しっかりと老後資金を貯めたいところでしょう。

50歳以上になるとねんきん定期便に老齢年金の種類と見込額が記載されるようになります。まずは年金の見込み額を確認し、老後の生活費で不足があるかなどを確認しましょう。

また、まとまった貯蓄をすることが大切ですから、給料を先に貯蓄して残りで生活する先取り貯金をするなどして、毎月一定額を貯蓄することが大切です。

ある程度貯蓄が貯まったら、貯蓄の一部で資産運用をするのも一つでしょう。資産運用にはリスクがありますが、一方で効率的に貯蓄を貯めることも可能です。

現代は働き方も多様化していますから、長く働いて仕事による収入を得る方法を考えることも大切です。

一方で、支出を減らすことも大切でしょう。住まいや車、保険などを見直し、生活のダウンサイジングを早くからはじめることで、老後の支出を減らすこともできます。
 

一昔前に比べると仕事や貯蓄の選択肢は増えていますので、まずはご自身ができることについて情報収集もはじめてみてくださいね。

参考資料

宮野 茉莉子