【就職氷河期世代】50歳代「貯蓄ゼロ」の割合が20~70歳代の中で最多へ。二人以上世帯・ひとり世帯の「平均貯蓄額」はいくらか
50歳代は老後資金のラストスパート。ねんきん定期便には年金見込み額も記載へ
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一般的な年金受給開始年齢は65歳から。65歳から老後スタートと仮定する場合、50歳代は老後資金に備えるラストスパートともいえるでしょう。
一方で、教育費や住宅ローンにお金がかかったり、現代の50歳代は大卒でも正規雇用に就くのが難しい就職氷河期世代であったりして、貯蓄状況に不安を感じられる方もいると思います。
今回は50歳代に視点をあてて、その貯蓄状況を確認します。
1. 「50歳代」二人以上世帯の「平均貯蓄額」はいくらか
まずは50歳代の貯蓄額について、J-FREC 金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査[二人世帯調査](2024年)」より、50歳代・二人以上世帯の貯蓄(金融資産を保有していない世帯を含む)を確認します※貯蓄額には、日常的な出し入れ・引落しに備えている普通預金残高は含まれません。
1.1 【50歳代・二人以上世帯の貯蓄額】平均と中央値
50歳代・二人以上世帯の貯蓄額を見ると、平均は1000万円を超えています。
中央値は250万円となっており、世帯差がみられるとわかります。
金額別の割合を図表で見ると、貯蓄ゼロが約3割となっており、貯蓄ゼロの割合が20~70歳代のなかで最も多くなっています。
一方で貯蓄3000万円をみると10.7%となっていました。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)